steering / ステアリング・ハンドル周り

2005/9/3

DRC/イージーPROクラッチレバー

  • ◇ このパーツの満足度 → 25/100
  • ◇ 取り付け難易度 → 簡単
  • ◇ 取り付けに必要な特殊工具および加工 → 必要なし

純正クラッチレバーにガタが出ていたので、社外品のレバーに交換!

とりあえず、ベアリング入りのレバーにしたくて社外品をあれこれ当たってみましたが、「DT200WR用」というのがなかなか見つかりません。
純正同等品の交換レバーは各社から販売されていますが、ベアリング入りレバーやクラッチホルダーの専用品はほぼ皆無ですね…DT200WRはクラッチ部品の共通車種が少ないので辛いところです。
兄貴分のLANZAは最近のYZと共通らしく、車種別リプレイス品が各社から出されているのに〜(`Д ´ )
仕方ないので、多少の危険は伴いますが汎用品に挑戦してみることにしました。

第一候補は、WORKS CONNECTION の「EZ PRO adjust」でした。
作りは上質、見た目も良しで、補修パーツが豊富に揃っているところが高ポイントです。
しかし、ただ一つ難点が…値段が高すぎ(15,540円)です!
汎用品というリスクを負ってまではちょっと踏切れません…。

というわけで、その後も色々調べ続けたところ、同じような外観(真似?)で値段はほぼ半額(8,190円)の「EZ PROクラッチレバー」という、DRCの製品を発見し、値段につられて(笑)これに決めました。
DRCのラインナップには、「イージーアジャストクラッチレバー」や、「ウルトラライトクラッチレバー」などもあるのですが、ベアリング入りレバーを使えるのはこのPROクラッチだけなのです。

気になるのはレバー比ですが、汎用品として売る位ですからそれほど大きくは変わらないだろう!と、大して検討もせず注文 (^^;)
製品ラインナップなどは細かすぎるほどチェックして、綿密に他社との比較などを行うくせに、何故かこういうところは大胆(というかテキトウ)な私です。
レバーの仕様は、先のハンドガード装着によりノーマルレバーでも干渉しないことが確認されているので、ロングレバー仕様にしました。

もう一つ気になる点は、ダストカバーやハンドルとホルダーの間に挿入する樹脂チューブが補修パーツとして販売されていないことです。
あとはミラーホルダーが付いておらず、別売りパーツとしても販売されていないことにも要注意ですね。

話は変わりますが、リプレイス品のメーカーは汎用品のレバー比をどのようにして決めているのでしょうか。
実はどのバイクメーカーも、純正のレバー比は大体同じ位に設定しているものなのでしょうかね?
…うーん、謎です( ー_ー)

製品詳細 ・装着

商品が送られてきました。

DRC/EZ PROクラッチ

…ホルダーの質感はまずまずですが、ネジボルト類は少々チープな感じです。
これらは後々ステンレス製に交換ですね。
削り出しのアジャスト部の質感はさすがになかなか良いですよ〜。

取り付けに関しては特に難しいことはないので省略しますが、強いて注意点を挙げるとすれば、ホルダー用の樹脂チューブをハンドルバーに嵌め込むときに、切り欠きを開きすぎないようにすることでしょう。
もし割ってしまったら、交換パーツは出ないかも知れないので…。
そしてこのパーツがないと、ハンドルバーにホルダーを装着できなくなります (-_-#)

取り付け後の外観はこのような感じになりました。

DRC/EZ PROクラッチ取り付け完了

悪くはないですね(^^)

実走前インプレッション

アジャストのクリック感は節度があり上々、レバーのガタもほとんど無く、これらの点については満足です。
ただ、アジャスターをある位置以上まで緩めると、クラッチ操作をする度にアジャスト部が微妙にガタつくのが、私は気になる人ですので少々気になります(^^;)
だからといってそれを回避するためにアジャストを締め込みすぎると、当然今度はクラッチワイヤーの遊びが足りなくなります。
私はとりあえず、クラッチワイヤー側の調節機構を最大限まで緩め、クラッチホルダー側のアジャストを出来るだけ締め込むことで対処しました。

実走インプレッション

レバー比の関係でしょうか、クラッチはかなり軽くなっています。
しかしその分クラッチの切れも悪化してしまいました(-_-;)
しかも、ほぼ街乗りオンリーの私でさえ耐えがたいほどの悪化です。
私のDTが3XP3だからかもしれませんが、最初から特に純正のクラッチを重いと感じたことはないので、これ以上クラッチを軽くする必要はなく、むしろそのせいでクラッチの切れが悪くなってしまう方が困ります。

クラッチホルダー自体を純正に戻してしまうか、「プッシュレバーアセンブリ」を、1型のもの(4H7-16340-00)に交換しようと考えています…。

あとがき

後から気づいたのですが、LANZA用の社外品を流用するという手段がありました。
なかなか良さそうなメニューを思いついたので、うまくいきましたら後日報告します!!

◇ 2006/2/1 更新

純正クラッチホルダーと重量を比較してみました。
実は…なのです (゚Д゚ )