steering / ステアリング・ハンドル周り

2005/5/18

PRO TAPER/CONTOUR BAR K.Windhamモデル(ショート加工・未装着)

憧れのテーパーバー

格好良さと振動軽減効果を狙ってハンドルをテーパーバーに交換します。
モタードらしく、そして街乗りで使いやすいように高めのハンドルにしたいというのも理由の一つです。

当初はZETA /SX BARや、レンサル/ファットバーがその候補としてあがっていましたが、ちょうどそのころPRO TAPERからCONTOUR BARなるものが発売され、『7075-T6素材よりも2014-T6の方が柔らかくて振動対策には良い』とか、『あのプロテーパーがバーパッド付きで定価11,025円!』などの売り文句にやられて(笑)こちらに決めました。
濃いゴールドがラインナップにあることも決め手となりました。

プロテーパー「CONTOUR BAR」K.Windhamモデル

そうなんです、私の好みはZETAの旧SX BARのような薄い金色(シャンパンゴールド)ではなく、このけばけばしい(笑)ゴールドです。
余談ですが、同じく2014-T6素材のハンドルバーは、HWK & ROCKY SPORTSさんからも、発売されていますね。色やサイズなどが好みであれば、こちらの方が随分安いようです。
また、DIRT FREAKさん取扱のZETAブランドの新SX BARも同じ、2014-T6素材でした。

しかしブラスト処理されている部分のアルマイトが異常に弱い…というかこの部分はアルマイトではなく、ペイント?パッケージの段ボールに擦っただけで色が薄くなりました…弱すぎです。
今までお世話になってきたレンサルのレプリカバーも同じ濃いゴールドアルマイトですが、このようなことはありませんでした。
しかも、made in Taiwan!? ( ̄ロ ̄;) プロテーパー=アメリカ製だと信じていましたよ(-_-;)

RM MID??

そして購入してから分かりましたが、プロテーパーのK.WindhamモデルはRM仕様だったのですね…自分はYZ仕様を頼んだつもりでいました。
最初に目を付けていたレンサルのファットバーではK.WindhamモデルがいわゆるYZベンドだったので、プロテーパーでも同じだろうと勝手に思い込んでいたのです(^^;)
ちなみにプロテーパーでYZ用のディメンションを有しているのはC.Reedモデルでした。

ところがその後、物置の奥で眠っていたDT純正のハンドルバーを偶然発見したので、このRM仕様のプロテーパーと比較してみたところ、実はこのハンドルの形状は、DT純正のハンドルのそれとそれほどかけ離れてはいないということがわかりました。
むしろ現行のYZモデルのディメンションの方が、DT200WRのそれとは随分違っているようです。

DT200WRのハンドルは高さが低めで、「引き(sweep)」も少ないタイプです。
カタログ上の数値を使って比較してみると、現在発売されているYZモデルは引きがかなり大きいようです。
K.Windhamベンドはその中間くらいでしょうか。
高さについてはK.Windhamモデルがかなり高く、現行YZ用はDT純正とK.Windhamモデルの中間位ですね。

…ということでとりあえずは安心しました。
ただDT用と比べると幅がかなり広いのが気になります。
ロード中心ならハンドル幅はもう少し狭い方が乗りやすいでしょう。
カット用のゲージも最初から付いていることですし、切ってしてしまおうかな…。
ただ、グラインダーでは厳しいでしょうからやるときはショップに任せることにします。

→ 結局自分でやりました(^^;)

切断作業

柔らかい素材と謳っているくらいですから、グラインダーでもいけますよね??(笑)
ということで、自分で切断することにしました(^^;)

グラインダーはホームセンターで1,280円で購入したものです。

グラインダーで自家切断

ハンドルが動かないようにしっかりと固定して作業しましょう。
思った通り、手応えはそれほどではありません。

…こんな感じで切断できました。

ハンドルの切れ端ならされた切断面

真っ直ぐに切断するのはなかなか難しいですね〜。
切断面をヤスリなどで均して完成です。

今回は片側 1/2インチずつ切断したので、ハンドル幅は1インチ程度短くなりました。
(※1inch ≒ 2.54cm)
しかしこのハンドルショート加工のせいで、後々面倒なことになってしまいます(-_-;)
詳細はUFO/JUMPYハンドガード装着のトピックスで。

インプレッション

ブッシュガードも同時に取り付けてしまいたかったので、とりあえずブッシュガード待ちで、ハンドルの取り付けは後日にすることにしました。
あえて強度(硬度)のない2014材を使用して振動対策としているというその効果は…!?
少なくとも7075材+ブレース付きよりは良好なのではないかと期待しています。
元々テーパー形状は振動の面で有利らしいですしね。

それにしてもなぜ、ハンドルバーをテーパー構造にすると振動を低減できるのでしょうか。
単にブレースをつけなくて済むからですかね?
ただ、純正の鉄ハンドルにもブレースらしきものは付いていますが、振動はとても少なかったように思います。
そしてレンサルのレプリカバーに換えた途端、振動は明らかに増しました。
やはり素材の影響によるところがが大きいのでしょう。
あとはブレースの結合方法なんかも関係あるのかも知れませんね。

→ このハンドルは、装着して使用する前に売りに出してしまいました。
実際に装着された次候補、C.Reedモデルのインプレッションを参考にしてください。