2006/4/22
YZ125フロント周り換装に伴い社外メーターの導入を検討していました。
すでにかなりの資金を注ぎ込んでいるのでコスト最優先で探しましたが、現在装着しているデイトナのタコメーターが壊れかけているので、タコメーター機能は外せません。
そんな私にぴったりのメーターがこの「acewell /ACE-2802 デジタルタコ&スピードメーター」でした。
高い防水性と耐震性を備え、そして何よりスピードメーターの誤差をメーター側で補正できる点が最高!モタードにうってつけのスピードメーターです。
もちろんタコメーター付きで、さらに純正のメーターギアが使える点も私好みです(^^)
台湾製(製造元が台湾のメーカー)というのが少々気になりますが、実際に装着した人の評判は良いようです。
説明書も日本語ですし、詳しい配線図も付いていますので取り付けにもそれほど困らないでしょう。
ただ、この時点では日本に在庫が無く、納期は約1ヶ月。
そして待ちに待った荷物が昨日ついに手元に届いたのでした。
実物を見ると、メーターボディのプラスチックやメッキの質感が少々安っぽい感じ…かな(-_-;)
でもこの値段(15,440円)を考えればまあ、妥当なところです。
それでは早速取り付け準備にかかります!
まず問題となるのはメーター本体の設置場所です。
当初はハンドルクランプを使って固定しようと考えていましたが、
これではメーターステーがハンドル側にはみ出してしまうので、干渉する部分を少し削る必要があります。
ちなみに、画像のトップクランプは社外品(プロテーパー)ですが、純正クランプの場合はハンドルクランプ合わせ面の面積が更に小さいのでステーをぎりぎりまで削るか、もしくはその上のハンドルアッパークランプ上面で固定する必要がありそうです。
そして実際にメーターを仮装着してみると…
これでは固定位置が高すぎて見た目も空力性能も悪いですし(笑)、メーターの裏側が丸見えになるのも格好悪いので止めました。
テーパーハンドル用のバーパッドが装着できなくなるのも困ります。
ただ、見た目さえ気にしなければ視認性等は良好ですので、候補としては十分アリかなと思います。
と、なると残りはトップクランプのフロントゼッケン固定用のねじ穴を利用するしかないですね。
ただそうすると、今度はYZ純正のゼッケンプレートが取り付けられなくなるのです(-_-;)
YZゼッケンプレート化も捨てがたい…ですが、私はDT200WR純正ライトカウルも気に入っているのでそのまま純正を生かす方向で考えてみます。(取り付け方法についてはまだ何も考えておりません ^^;)
しかしここにメーターを設置することにより、ライトカウルの取り付け位置(角度)が前側に押し出され、せっかくのゼッケンプレート風ライトカウルの格好良さが台無しになるようでは意味がありません。
実際に現物合わせをして確認してみると…
ちょうどメーター裏側が見えなくなり、ライトカウルの取り付け角度も何とか許せる範囲に収まりました(^^)
次はこの設置位置にあわせて配線を考えていきます。
YZ/WR系は、'99以前モデルと '00以降でフロントゼッケン固定穴の角度が異なります。
下左の画像が '99モデル以前、右が '00以降に適合するトップクランプです。
私はフロントフォーク、ステム等は '99 YZ125のパーツを流用していますが、トップクランプはプロテーパーの '00〜用を使用しています。
'99 → '00の変更点は、ゼッケン取り付け部の形状のみ(のはず…)なので、ゼッケンプレートを '00〜'03(?)のものに変更しさえすれば、〜'99のフロント周りに '00〜のトップブリッジを装着することができます。
つまり、〜'99 YZのトップブリッジ、ゼッケンプレート、フロントフェンダーを '00〜用と交換することで、'00〜YZのスマートで格好良い「顔」を手に入れることができるということですね。
コストパフォーマンスは非常に悪いですが(^^;)
また、DT200WRと '99 YZ125はフロントフェンダー取り付け穴の位置が同じであるため、流用することが可能です。(少なくとも '03モデルまでは同じ穴位置のはずです)
DTをゼッケンプレート化することもできますし、私のようにYZのフロント周りをDT化することも可能ということです(笑)