exterior / 外装

2005/4/26

フロントライトカウルゼッケンプレート化計画

ゼッケンプレート化を計画するも…

DT200WRのフロント周りのデザインについては賛否両論あるようですが、私はモトクロッサーのようにすっきりとしていて格好良いと思っています。
ところがホイールを17インチ仕様に変更してみると、特にフロントフェンダーの長さや厚み(ボリューム感)がホイールのサイズに対してアンバランスであり、純正擁護派の私でもさすがにこれは良くない!ということで、フェンダーを社外品のモタード用と交換することにしました。

ただ、DTのフロントフェンダーとライトカウルは一体でデザインされており、フェンダーとライトカウルを同時に交換しないとその境目が格好悪くなってしまいます。
フロントフェンダーは様々な形状の製品が各社から発売されている中から、UFOあたりがいいかな〜と目星を付けたのですが、ライトで困りました。
アチェルビスやUFOのライトカウルはどれも私的には格好良くなく思えまして…。

色々と情報を当ってみたところ、DIABLOというブランドの「Rスタイル MOTARDマスク」という、ゼッケンプレート風のライトカウルキットのデザインがいい感じだったので、この製品のD-TRACKER・XR用をDTに流用しようかとも思いましたが、ライト+ライトカウルで26,250円もします。
しかもライトの位置など、自分のDTをじっくり見てみると厳しそうな感じがしたのでこちらも諦めました。

そしてその後も散々悩んだ結果、ついに「そこまでレーサー風のゼッケンにこだわるのなら、いっそのことゼッケン仕様にしてしまえばいいんだ!」と、悟ってしまったのです(笑)
ゼッケン化に際して生じるヘッドライトの問題については、小型のライトを耐久仕様っぽくゼッケンプレート内に埋め込んでしまおうか、などと今のところは考えています。

さて、さらに色々と調べ進めると、TTR-125やYZ80用のフェンダーが流用できそうなことが分かりました。
これならボルトオンでショートフェンダー仕様+ゼッケンプレートにできそうな感じです!(特にYZ80用はカラーもパープリッシュホワイトソリッドで同一!) ⇒ ゼッケンプレートのデザインが古臭くて気に入らず却下。

紆余曲折の末、2005年式RMZ450用(K5802-90003-266/3,670円)のゼッケンプレートが横幅も広く、ゼッケン裏の配線やステーなどを隠すのにも良さそうな感じでしたので、これにUFO/モタードエアロフェンダー(4,830円)を合わせるのが良いだろう、というところに落ち着き、フィッティングなど全く考えずに購入してしまいました (^^;)

揃えた自作用ゼッケンキットキタコ/スーパーシャトルビーム(クリアバルブ)

スズキやホンダはネットでパーツナンバーを調べられないのが大変不便ですね(^^;)

ライトは雑誌でよく見かけるKITAKOの「スーパーシャトルビーム」という製品(6,195円)に決めました。
ライトはこれしか付けないつもりですので、バルブの仕様は最も夜間の視認性が良さそうなクリアバルブにしています。

RMゼッケンプレートとUFOモタードエアロフェンダーを合わせたところ

先に届いたUFO/モタードエアロフェンダーと、RM-Z用のゼッケンプレートを合わせてみると…とってもぴったりな感じです!白色が多少違いますが、気になるようでしたらゼッケンプレートをUFO外装パーツのRMZ用で注文すれば同じになるのではないかと予想しています。

ゼッケン、ライトの設置についてはホームセンターで売っている汎用ステーや、手で曲げられるステー類を組み合わせればなんとかなりそうです。
面倒であればとりあえずはタイラップ止めでも構いませんしね。

インプレッション

そして、いざ現車合わせしてみると…うーん、格好悪い (゚Д゚ ;) ガァァァン
(あまりのミスマッチ加減に驚愕し、撮影するのを忘れてしまいました ^^;)

ミスマッチ…

スピードメーターが付いているため、その分取り付けたゼッケンプレートが前のめりになってしまい、顔だけ前に迫り出してしまっているような感じでかなりアンバランスです。
その隙間から電装部品が丸見えになってしまっていますし…ヽ(`Д ´ )ノ ウワァァァン
ゼッケンプレートはレーサーのように、出来る限りフロントフォーク側に近づけて設置されるからこそ格好いい、ということがよく分かりました。

あとはゼッケンプレートの縦幅がもう少し欲しいところです。
メーターが上からはみ出してしまうのをうまく隠せません。
メーターについては後々パノラムメーター等で小型化する予定ではありましたが、まだまだ先のことですし、インジケーターランプは残すつもりでしたので、今回はゼッケンプレート化を断念することにしました…。

結局、時間や資金は無駄になってしまいましたが、経験だけは身につけることができましたので(^^;)、今後新たな方法を見出して再挑戦するかも知れません。
そのときまで乞うご期待!…ということで(笑)

あとがき

ゼッケンプレートは、サイズ的に2000年以降のYZ/YZ-F用のものが一番良さそうです。
同様のことをやりたい方には、UFOプラスチック外装の'00以降用YZ/YZ-F用フロントゼッケン+UFOモタードフロントフェンダー(or モタードエアロフェンダー)+パノラムメーターの、最強(?)の組み合わせをお薦めします。

ライトは埋め込むよりも、バイク雑誌等でよく紹介されている REFINE さんがよく使っている手法の、アンダーブラケットのボルトを使ってステーを共締めする方法や、あとはハンドルに取り付けてしまう方法も簡単ですし、見た目もすっきりしていて良いと思います。
ただ、ライトによっては振動に弱い製品もあるので耐振加工などは適宜必要になるかも知れません。
ちなみに私が購入したキタコのスーパーシャトルビームは振動に弱い製品の部類に入るようです。

もう一つ大切なことがありました。
DTはフロントフェンダーとアンダーブラケットの隙間に(やたらと太い)ハーネスを通しているのですが、交換するフェンダーのこの部分の「溝」が浅いとハーネスを通せなくなります。
この場合、アンダーブラケットとフェンダーの間にカラーを噛ませて、隙間を広げるなどの対策を取る必要があるかと思いますが、そうするとゼッケンプレートの取り付け位置が下がってしまい、今度はゼッケンの縦幅が足りなくなる恐れがあります。
その意味でもやはり縦幅の長い、2000年以降のYZ、YZ-F用のゼッケンプレートが最適かと思われます。(※ 2000年以降のYZ/YZ-F用フロントナンバープレートが、DT200WRにポン付け出来るという意味ではありません!ステーなどの作成は必要です。お間違えの無いように。)

または、リレーやコンデンサーを車体側に移設してしまって、ここに太いハーネスを通さないという作戦もありますが、それも面倒ですよね…。(でもマスの集中化という副産物が生じるかも!?)
ちなみにUFOモタード「エアロ」フェンダーはここの隙間がかなり狭く、厳しいと思います。

あれこれ試行錯誤しましたが、純正フェンダーをカットしてノーマルのライトカウルを装着してみると、やっぱり純正の顔は良いな〜と改めて実感ました (^^)