2008/9/6
みなさんが社外マフラーやチャンバーを導入する際にまず検討するのは、その「パワー」特性や「重量」といった、走行性能に直接かかわる性能であると思います。
しかし、「デザイン」や「音」などの感覚的、二次的な要素ももちろん気にされると思いますし、中にはそちらの方が重要!という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回のレポートでは、「パワー」「重量」「見た目」に続き、このプレシャスファクトリーチャンバーの「音」についてお伝えしていこうと思います!
実はこの「音」が一番気になる方、意外と多いのではないでしょうか。管理人もそのうちの1人です(^^)
測定位置は下写真の通り、サイレンサーのほぼ真横、2mくらい離れた位置にレコーダーをセットし、収録しました。
各エンジン回転数ごとの音質の違いを聞き比べられるように、
アイドリング → 3000rpm → 5000〜6000rpm → 8000〜9000rpmまでのブリッピングを3回 → 終了
という構成で収録しています。
なお、収録当日はあいにく風が強く、雑音がひどくて聞き苦しい箇所がありますがご容赦ください。
1. ノーマルチャンバー+R.S.V.サイレンサー/mp3形式/1分22秒
2. プレシャスファクトリーチャンバー+R.S.V.サイレンサー/mp3形式/1分39秒
…お分かりいただけたかと思いますが、音質および音量は両者で全く異なります。
プレシャスファクトリーのチャンバーは、チャンバー内に消音装置を持たない1枚皮(?)構造のため、排気の圧力波がチャンバー内壁をたたく音(高音)が、良く言えばレーシーなんですが(^^;)、正直なところかなり耳につきます(-_-;)
レースなどに無縁の一般市民の方々にしてみれば、これは「騒音」以外の何ものでもないでしょう。
特に2ストロークエンジンの排気音は一般的な4ストロークエンジンに比べて音が高く、音量以上にうるさく感じられるようです
このチャンバーがいわゆる「騒音規制」に引っ掛かるかどうかは微妙ですが、何度も申し上げておりますとおり、基本的に公道走行を前提に作られているものではありません。
自分の考えや意見を人に押し付ける気は更々ありませんが、まずは人に迷惑をかける恐れがあることを認識すること、そして住宅街では不用意に回転数を上げて走らないようにするなど、周辺環境およびコミュニティに対する一定の配慮が必要になると管理人は考えています。
一番良いのは完全ノーマルで乗ること、なんですけどねぇ(^^;)