2014/11/8
予兆はウィンカーの球切れでした。
…そんなに距離も乗ってないけどなぁと思いつつも、着色電球は通常より寿命が短いらしいので(私のDTはウィンカーレンズをクリア化しているので、オレンジに着色された電球を使っています)、特段気にもせず、スペアと交換してそのまま乗り続けました。
そして1週間後…会社からの帰り道に、ついに事件?が起こります。
真夜中にバイクで帰宅途中、またもやウィンカーが球切れ ヽ(`Д´)ノ
ほどなくしてヘッドライトがチカチカと明るくなったり暗くなったり…。
ヘッドライトスイッチの接触が悪いのか?
とりあえずライトのオンオフ、Hi-Loの切り替えを繰り返してみても改善されず。
やがてヘッドライトはどんどん暗くなり、最後は豆電球のような暗さに(lll゚ロ゚)
ポジションランプのみで走行しているような危険な状態です。
そして間もなく症状は最終段階へ…アイドリングが不安定になり、信号待ちではアクセルを煽っていないとエンストしてしまうほどです。
ついには走行中のエンジン出力も不安定になり、一度エンジンが止まったらもう二度と掛からない、そんな雰囲気になってきました(汗)
自宅までまだ5〜6kmほど残っています。こんな真夜中にバイクを押して帰るなんて、想像するだけでゾッとします。
今回は真夜中であったことが幸いし、常にアクセルONで自宅までの道のりをなんとか乗りきりました(;-_-)
アイドリングが不安定になった時点で、原因はうすうす感づいていました。
15年前(2000年)に中古で購入してからまだ一度も交換していない(はずの)レクチファイア・レギュレーター(のレギュレーター部分)ではないかと。
レギュレーターは予備を確保しており、部品の取り付け・取り外しも簡単ですので、まずはこちらを交換してみます。
むしろこれじゃないとなると、原因究明が非常に厄介です(^^;)
ウチのDT200WRは2型だからでしょうか、最初からA2(47X-81960-A2)が付いていました。(交換済み?)
今回交換するのはさらに一世代新しい、末尾がA3のタイプです。
当時の最新型式で、一応、47X系の最終版とされています。
しかし基本性能は熱に弱いとネットでも散々叩かれている47Xに変わりありません。
今買うなら、ヒートシンクつきで且つDTにポン付け可能(らしい)なTT250R(4GY)やスーパーシェルパのそれにするのがベターだと思います。(こちらのサイトを参考にさせていただきました)
交換はいたって簡単、サイドカバーを外してシートを取り外すと、
すぐにアクセス可能です。
ビス2本を外して交換します。
取り付け済みの黒いパーツが新しいA3、手に持っているグレーの部品が旧のA2です。
それでは早速試走してみましょう!
予想通り、エンジンは完全復活!
むしろ交換前より調子が良いくらいです(^^)v
R/Rは突然死ではなく、実は少しずつ性能が低下していたのかもしれませんね。
しかし、残念なことにACEWELLメーターが故障してしまいました(;_;)
レギュレータが破損して、過大な電圧が掛かったことが原因かと。
ODOやスピードメーターの記録だけでなく、走行中も文字が点滅したり文字化けしたり…まともな表示になりません。
その他のトラブルは今のところ見つかっていませんが、電装・制御系全体に被害を被る可能性もあります。
(メーターだけでもかなりの出費ですけど ;_;)
予兆を察知するのは難しいので、特に旧品(A0やA1)を使用している方は、早めに対策品に交換してしまうことをお勧めします。