DT200WR歴代モデルチェンジの中で最も大きな変更を伴ったのは
3XP1から3XP3への移行時です。
まず目に付くのは、グラフィックやフロントフォークのカラーアルマイト処理といった外観上の変更ですが、エンジンや足回りを中心に細部にも多数の変更を受けており、エンデューロマシンとして更に熟成が進みました。
主な変更点は、
→ これにより見た目も、性能も '90 YZ125(3SR)のフロントフォークに近づきました。
特性はモトクロッサー的でハードな味付けだった3XP1のそれよりもしなやかになり、伸び側減衰力調整機構も付いたことでより幅広いユーザーに受け入れられる1ランク上のサスペンションに仕上がりました。
→ 1型ではレース使用時などにオーバーヒートする事例がよく見られたそうです。そのため、冷却効率を上げたり、セッティングを濃い目にするといった対策が施されました。
また、CDI ユニット内のマイクロコンピューターのプログラムが変更されるとともに、YPVSの開度特性が遅めに変更されたことで中高速域のつながりがスムーズになり、トラクションを掛けやすいマイルドな乗り味になりました。
→ DTがターゲットとする林道、エンデューロでの使用に於ける利便性や耐久性を向上させるための変更も多数施されました。
ちなみに3XP1の嵌め込み式サイドカバーは、オフロードを攻めると振動で脱落することがあったそうです…。
その他、キックペダルの材質変更、クラッチのプッシュレバーの長さ変更(クラッチの重さを軽減)、シフトペダル周りの騒音対策、テールランプをワンタッチで取り外しできるようにリード線にカプラーを追加、リアホイールにビードストッパーが追加されたりピストンにも変更が加えられるなど、変更点の数・その内容からもほとんどフルモデルチェンジと言っても過言ではないほどです。
しかもそれが発売後わずか1年で行われたのですから本当に驚きですね。
しかし、3XP3以降のモデルではグラフィックや細部の小変更のみにとどまり、実際のフルモデルチェンジは行われることなく、1997年に登場したDT230LANZA(ランツァ)にヤマハ2stオフロードトレールの座を譲りました。
ですから、もしこれからDT200WRを購入しようという方がいらっしゃるようでしたら3XP3以降のモデルを購入することをお薦めします。
もちろん、1型には1型の良いところがあるのですけどね (^‐^)
(ラジエーターコアが8列のため幅が狭く、ラジエーターシュラウドの張り出しが少なくスリム!グラフィックのストロボデザインがレトロ・YAMAHAチック?でGOOD!など ^^)
ちなみに私が数あるオフロードバイクの中からこのDT200WRを選んだポイントとは…
これこそが私が追い求めるモトクロッサーのイメージであり、私にとってはこの全てが必要条件なのです(笑)
ただ、フロントフォークを例に挙げれば性能は倒立、正立どちらにも利点・欠点はありますし、見た目だけの倒立フォークなど必要ない!という方も多いでしょう。
また、どんな素晴らしい性能や機能も使いこなせなければ全くの無用の長物です。
しかし、私はモトクロッサーのこのスタイルに憧れてオフロードバイクを選んだので、ここは自分の中のイメージを最優先!です(^^)
イメージ最優先と言い切りましたが、フロントフォークに関して言えば、伸び側減衰力調整機構が結果的に、モタード仕様化した際に役に立ったのも事実です。
伸び側のダンパーを強めるだけでオンロードでのコーナリングは格段に安定します。
このように普段使いにも使える機能はたくさんありますよ!
やはり見た目も中身も良いのが一番ですね!
【結論】 こんな私のわがままな要求を全て満たすバイクはDT200WRしかありません!
(といいつつ、DRZ400SMにも心惹かれている自分…)